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リュックは洗える? 洗えるリュック・洗えないリュックの見分け方と洗い方

リュックは洗濯機で洗えますか?

多くのリュックは、洗濯機で洗えません。リュックは服と違い、形を保つための芯材、生地を貼り合わせる接着剤、表面のコーティング、革のパーツなど、水や洗濯機の回転に弱いものを組み合わせて作られているためです。

洗えるかどうかは、生地だけでは決まりません。生地が水に強くても、芯材・接着・コーティング・付属パーツのどれか1つが水に弱ければ、リュックとしては洗えません。

洗えないリュックの特徴は?

革を使っているリュック

革は水を含むと硬くなったり、縮んだり、シミが残ったりします。持ち手や底など、一部に革を使っているリュックも同じです。

芯材が入っているリュック

ビジネスリュックなど、形がしっかりしたリュックの多くは、生地の間に芯材が入っています。洗うと芯材がよれて、元の形に戻らなくなります。

生地を接着しているリュック

縫わずに接着剤で貼り合わせている部分は、洗濯で水と摩擦を受けると、はがれることがあります。

防水・撥水のコーティングがあるリュック

生地にコーティングをしているリュックは、洗濯でコーティングがはがれたり、ひび割れたりして、防水性が落ちることがあります。

洗濯表示が付いていないリュック

リュックには、服のような洗濯表示が付いていないものが多くあります。表示が無い場合は、メーカーが洗濯を想定していないと考えるのが安全です。

洗えるリュックの見分け方は?

次の3つがそろっているかを確認します。

  1. 洗濯表示が付いていて、洗濯機洗いができると書いてある
  2. 芯材・革・接着・コーティングを使っていない(または取り外せる)
  3. 洗ったあとに乾かしやすい作りになっている(生地が乾きやすい、吊るして干せる)

リュックを洗う前に確認することは?

  1. 洗濯表示:洗濯機のマーク、水温の上限、手洗いのみか、を確認します。表示が無ければ、洗濯機では洗わないのが安全です。
  2. 取り外せる部品:中敷き・底板・パッド・金具のついたストラップなど、外せるものは外します。
  3. 中身とポケット:全部出して、逆さにしてゴミやほこりを落とします。
  4. 洗剤:おしゃれ着用の中性洗剤を使います。一般的な洗濯洗剤は色落ちの原因になることがあります。
  5. 色落ち:目立たない場所を、水で濡らした白い布で押さえて、色が移らないか確かめます。

リュックの洗い方は?(素材別)

ナイロン・ポリエステルのリュック

洗濯表示で洗えるものは、ファスナーを閉じて大きめの洗濯ネットに入れ、弱水流のコースで洗います。手洗いの場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけ置きし、汚れた部分をやわらかいブラシで落とします。

綿・帆布のリュック

縮み・色落ち・シワが出やすい素材です。手洗いで押し洗いし、すすぎは洗剤が残らないよう十分に行います。

革・合皮のリュック

水洗いはできません。革は専用クリーナーで、合皮は水で濡らして固く絞った布で、汚れを拭き取ります。

防水・撥水のリュック

洗うとコーティングが傷むことがあります。メーカーのお手入れ方法に従い、汚れは拭き取るのが基本です。

洗濯機で洗えないリュックの汚れを落とすには?

汚れた部分を、薄めた中性洗剤を含ませた布で叩くように拭き、水で濡らして固く絞った布で洗剤を拭き取ります。

洗ったリュックの干し方は?

  • 形を整えてから、風通しのよい日陰で干します。直射日光は色あせの原因になります。
  • ポケットとファスナーを開けて、中まで風を通します。
  • 逆さに吊るすと、底に水がたまらず乾きやすくなります。
  • 乾燥機は、洗濯表示で使えると書いてある場合以外は使いません。

洗濯機で洗えるリュック VEILはなぜ洗えるのですか?

VEIL(ヴェール)は、デザインユニットTENTとLEKTが「洗えるバッグ」として開発したリュックです。最初から洗うことを前提に、素材と作りを決めています。

  • コアとスキンに分かれる:PCや小物を入れるコア(インナーバッグ)と、外側のスキン(アウターバッグ)に分かれます。洗うときはコアを取り出し、スキンを裏返して洗濯機に入れます。
  • 裏返すと洗濯ネットの状態になる:裏地に、洗濯ネットにも使われるポリエステルメッシュを使っています。裏返すと、洗濯ネットに入れたような状態で洗えます。
  • 生地は60/40クロス:コットン60%・ナイロン40%の生地で、アウトドアのアウターにも使われる素材です。強度と通気性があり、洗っても乾きやすい生地です。
  • 吊るして干せる:底面のループを使って吊るして干せるので、型崩れせずに乾きます。
  • 軽い:スキンの重さは330gです。

洗えるリュック VEILは洗っても色落ちしませんか?

一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター(QTEC)の試験(JIS L 0844 A-2号)で、洗えるVEILの60/40クロスの洗濯堅牢度(洗濯で色が落ちにくいか、ほかの布に色が移りにくいかを示す等級)は、Black・Grayとも変退色4-5級・汚染4-5級でした(等級は1〜5級で、5級が最も良い)。

なお、濃い色の生地は、濡れたまま淡い色の服と強くこすれると、色移りすることがあります。

VEILの洗い方を教えてください

  1. コアと中の荷物を全部取り出します。
  2. スキンを裏返して、ファスナーを閉じます。
  3. そのまま洗濯機で洗います(水温40℃まで)。
  4. 底面のループを使って吊るして干します。
  • 乾燥機は使えません。
  • 塩素系・酸素系の漂白剤は使えません。
  • ドライクリーニングはできません。

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